長く愛される教室であるために

つぶやき

私がいただいているレッスン料は、一般的なピアノ教室の相場からすると、正直かなり安いです。その料金設定には私なりのこだわりがあるのですが、一年以上在籍されている方々は、決して値段の安さだけで続けて下さってはいません。もちろん、通うキッカケの一つに安さはあったと思います。ですが、安さだけで来られた方は、結局長続きしなかったりするものです。
この値段でここまでしてもらえる教室なんて他にない、簡単にやめて(やめさせて)なるものか、そう思われたくて、レッスン料に見合わないくらい頑張っているつもりです

ピアノ教室である以上、ピアノを上手にしてあげることが第一の任務ですが、それ以上に、生徒さん本人と、生徒さんが子供さんの場合そのお母様方の、心のよりどころの一つでありたいのです。私(先生)自身と、ピアノの両方が、です。

私は、小学生の頃から高校野球(甲子園)が大好きです 「タッチ」の影響ではありません、母の影響です 物心ついた頃から、甲子園シーズンとなると、センバツも夏も、家のテレビは高校野球中継しか流れていませんでした ずーっとテレビの前にいるわけではなくても、とにかく画面は朝から夕方まで野球が点いているのです。
購読している新聞も、記事で大きく扱うからと夏の大会を主催する朝日新聞でした。今もそうです。我が家も…

親の影響とはいえ、どうして何十年も変わらず甲子園が大好きなのか。

たぶん、甲子園が変わらないからなのでしょう。歳を取らない。キラキラした青春の1ページのままだから。

ベンチ入りの人数が増えたり、延長戦が制限されたり、色々と大会ルールは変わっても、10代後半の野球少年たちが泥と汗と涙にまみれて、負けたら終わりの試合を甲子園球場で仲間や家族と全力で戦っている姿は変わらない。
彼らが憧れのお兄ちゃんたちに見えていた小学生時代、恋心さえ抱きそうな同年代の頃、年下の可愛い弟のように感じた20代…今では彼らが自分の子供でもおかしくない年齢になりましたが、選手それぞれにドラマがあることを思うと、純粋に応援したくなる気持ちは膨らんでいく

あと何年、私がピアノの先生でいられるか分からないけど、(我が子を除き)一番長い子で約3年間の成長を見させてもらっています ピアノの上達というよりは、お母さんから離れなかったような園児が今や一人でレッスンを受けられる小学生になっているとか、そういう人間的な成長を見守れることに感動を覚えます。ピアノの先生は、ピアノを教えるだけが役割ではないと ますます感じています。
半分保護者の気持ちで、そう、みんなのドラマ(人生)を応援しているんです

嫌でも年齢は重ねていくけど、指導法の勉強をしたりと気持ちだけは変わらず若いまま、この教室は、生徒さん(と親御さん)方にとっての「甲子園」であり続けたい。

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